先日ご紹介した太平山神社と謙信平から、車で15分ほどのところにあるのが【蔵の街】。
栃木駅からもほど近く小江戸の雰囲気を楽しみながら散策できます!
この日は台風19号の影響で舟は出ていませんでしたが、巴波川は、舟での散策もできるんです。
川沿いを歩くだけで気持ちがいいので、舟で巡ったらさらに風が気持ちよく感じられそうです☆
北蔵カフェ ひがの
お昼頃、軽食をいただいたのは、【北蔵カフェ ひがの】さん!

明治中期頃の建造物を使っていて、1Fはおかきやおせんべいなどのお土産屋さん、2Fは古民家カフェとなっております。
メレンゲの可愛らしいお菓子と、ホットケーキが自慢のお店だそう。
「パンケーキ」ではなく「ホットケーキ」というのがほっこりして親近感が湧きます♪
外の風が少し冷たかったので、私はまずお汁粉をいただきました☆

湯気でほかほかです!

ん??

どこまで伸びるんだ!?
いやいや誰が芸人やねん!
そんな芸人魂で頼んだわけじゃないですからね!某白塗りのお殿様とかに憧れてるわけではないですからね…!
(バカ殿本当はめっちゃ好き)
(ものすごくお餅が伸びるコント回の印象がとても強い)
ということで、お餅どこまで伸びるか選手権は置いときまして。
お汁粉にはきんぴらのような味付けのゴボウが箸休めとしてついてきて、その塩梅がまた絶妙。

お茶はホット/アイスから選べます!

さて、どんなにおいしいお汁粉でも、お汁粉オンリーで満足する北織ではありませんよ!
北蔵さん名物【ホットケーキ】もいってみましょう!

ぶ、分厚い!!
大きさは、北織のこぶしより一回り大きいくらいの感覚。(目安として不適切な例え)
まあ、普通の、平べったい、お家で作るような、おたま1杯分のホットケーキと比べると全然小さいよ、ということをお伝えしたかっただけなんですけどね!
可愛いお花形のバターと、メープルシロップはついてきて、アイスはトッピングです。
お味は…ふわふわのほろほろで、とってもおいしい!
ケーキのスポンジみたいにふわふわなので、生クリームいっぱいかけたかったなあ~!
もう一つ激プッシュされていた、メレンゲのお菓子は、別のお客さんが頼んでいたのを盗み見しましたが、お姫様みたいで本当にかわいい。
ああ(詠嘆)、こういうものをきらきら加工してインスタグラムに載せる女に、私はなれなかったんだなあと突き付けられた気がしました(?)
今度行ったら絶対頼んで、きらきらに加工してやろうと思いますよ!!あきらめません!!!
お着物で訪れたら、かわいいお土産もいただいてしまいました♪ありがとうございます!
【北蔵カフェ ひがの】
☆営業時間☆10:00~17:30
☆定休日☆木曜日
☆住所☆栃木県栃木市倭町14-2
カフェの裏ではタイミングよく、菊まつりが開催されていました♪
まあるい菊、平べったい菊、小さい菊で作ったアート作品など、満開のお花の香りに包まれながらみることができます!

菊人形はもしかして…大河ドラマいだてん……かな?(定かではない)

幼児向けアニメのキャラクターたちもいらっしゃったので、顔はめパネルでご一緒させていただきました(笑)

塚田歴史伝説館
さて、川沿い、船乗り場のあたりには、ひときわ立派な門構えの御屋敷があります。
【塚田歴史伝説館】さんは、広大な敷地と蔵の一部を歴史館として公開しています。
ドアを開けるとまず出てくるのが、三味線おばあちゃんと三毛猫ちゃん。


これ、全部人形なんです!?!?
とくにおばあちゃんは、三味線ロボットで、三味線は弾けるし、歌は口パクできるし、コンピューターおばあちゃんかよ!?というように動揺します。
そして腰掛けるおじいちゃん。これは常連の顔です。まあまあ食い気味に見ています。
「こちらにはよくいらっしゃるんですか?」と聞いても無反応。

そう、こちらのおじいちゃんも人形なんですっ!!!
いやいや、こういうおじいちゃんいますって!私さっき通った公園のベンチで見ましたもん!っていうくらい普遍的おじいちゃん。

某加工アプリにもばっちし顔認証されてます☆
圧倒的技術を入場早々見れますのでお楽しみに。
この三味線おばあちゃんの正面には、軍神毘沙門天様がおわします。謙信平といい、上杉謙信公にゆかりがある日だなあ~

立派な毘沙門像も、しっかり目に焼き付け、奥へと進みます!
蔵で見つかった江戸時代の芸術品や、資料が展示してあります。

屏風や、骨董品、当時使われていたかんざしや刀なども。

そしてひときわ目を引く古地図。

おそらく江戸時代のこのあたりの地図なんだろうなと思いながら見ていると…

!!!文久2年!!1862年!!!
まさに幕末の動乱のあの時代の地図ですよ…
ちょっと!これ本物?!ですよね!!!これこそ空気にあんまり触れないように温度管理したケースに入れた方がいいのでは!?という時代感。
こういう発見が何回かありました!

もちろんは手は触れないように、でもケース越しではなく、生で見られる資料を楽しみに行ってみてはいかがでしょうか。
御神輿と古木が見れるスペースもあります。
手をかざすと御神輿が動き出しますww

個人的にツボだったのは、上から出てくる方が、終わった瞬間ゆっっくりとおかえりなすっていくところが哀愁があってよかったですね~

さらに奥に進むと、古民家があります。

こういう縁側、とっても憧れちゃいます。日が当たっているところは本当にぽかぽかで、いまにもおばあちゃんがみかんとお茶をだしてくれそうな安らぎ。

でっかい灯篭

小さな神社もあります。
どんなでっかい家だったんだろう…
江戸後期より木材回漕問屋を営んでいた豪商の御屋敷。映画の撮影にも度々使われていたようです。
栃木市の蔵の街に訪れた際はお立ち寄り必須スポットですよ♪
【塚田歴史伝説館】
☆営業時間☆9:30~17:00(受付16:30まで)
☆定休日☆月曜、4~6月、10、11月は無休
☆住所☆栃木県栃木市倭町2-16(駐車場15台あり)
※情報は2019/11/26現在のものです

巴波川の鯉と鴨に餌をまくとても楽しそうな北織でした~☆